その2.偏芯率を算出するので外周部壁配置の自由度がUPします
壁量計算は出来るけど、4分割法がよくわからない....。
最近、その様な相談・問い合わせが増えています。
4分割法とは、各階の壁量バランスを検証する方法で、2000年(平成12年)の改正建築基準法で導入されました。
具体的には各階の平面図において、タテ、ヨコそれぞれの方向において、両端の1/4の範囲に存在する壁量(耐力壁の長さ)を計算し、耐力壁のバランスを検証するというものです。
...と、これだけ書いただけでも難しそうですね。
簡単に言うと、地震や風に対して、建物がねじれないようにバランス良く壁を配置しなさい、という事です。
この規定には、除外規定が設けられていて、偏芯率を計算し満足すれば先の規定を満足していなくてもバランスがよいことを証明できます。
4分割法では、建物外周部の壁だけでバランスをチェックするので、外周部の開口を多く取りたい設計の場合は、満足できない場合が多いです。
しかし!
偏芯率を計算すれば良いのです。
闇雲に、偏芯率を満足すれば良いというわけではありません。
構造の専門家がバランスを考慮し全体の壁量を把握した上で、計算をもって確認します。
ただ計算を満足するだけではなく、構造の専門家がバランスを考慮した設計をします。